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Angry&Hungry

氣志團ライブ 極東NEVERLAND

土曜日は富士の麓のNEVERLANDへ行ってきました。
氣志團のLIVEです。彼らやっぱりいい。
なんだか懐かしさがこみ上げてくるあのパロディ感覚がたまりません。いうなれば、「TOY STORY」で映画のパロディ部分を探す感覚です。

そして奇跡的に僕は氣志團の團長 暴走の狂犬こと、綾小路“セロニアス”翔とシンクロすることができました!
あの会場で大勢のオーディセンスが彼の歌声に酔いしれ、踊り(麗舞!)している中、僕は彼に呼びかけられたのです。
それはもしかしたら僕だけがあの会場の中で、乗り切れていなかったから為しえたことだと思うのです。

そう、それは突然の出来事でした。
彼らのライブのよさは、ダンスにあります。
團員たちのダンスのキレは言わずもがな、ファン達(キッシーズ)も思い思いにちょっとなつかしい塩梅に仕上がったダンスを踊るのです。

それはあるものにとってはかつて、自分達が愛したバンドに拳を振るうのが恥ずかしくなった今、パロディとして再び目の前に現れた彼らの幻想を懐かしくも味わうように。
また、若い子たちにとっては、今まで見たことも無いほどに、カッコウつけている(ダサい)ある種の魂をむさぼるように…

しかし僕は彼らのように一体化できませんでした。それはコレが虚栄だと知っているから。昔を懐かしんでいるだけでは今は紡ぎ出せないのです。
そして目の前にいるのは幻想的過去でも新しいなにかでもない…
完全なるエンタテインメント、またの名をPOPミュージックと呼ぶものと認識しているからでした。

断っておきますが、POPミュージックの中にだってROCKはあると僕は思います。
むしろある種のROCKらしく仕上がったものよりも思想的には反骨的ですらあると思えます。

とにかく僕はそんな中で恥ずかしくて、腕を組みながら、彼らの作り出す世界に浸っていたのでした。

そんな僕の姿に業を煮やしたのが、僕のツレでした。
「ナゼ?何故、貴方は、踊らない?キャシャー!」と僕に執拗にダンスを迫ってきます。
その時は、「氣志團コール」とよばれるお決まりのダンス(麗舞!麗舞!)を促しているときでした。これはその場でもできるほどに簡単なものです
隣で恐い奥さんに連れられて否応なしにLIVEに参加させられいたと思しきおじさんもこのときばかりは大ハッスルでそれをまねています。
それがまた僕の恥ずかしさを増徴させます。

「だって恥ずかしいんだもん!」そう答えたときでした!

翔やん(セロニアス)が「恥ずかしがらずに踊ろうぜ!」と。

その時、僕と彼の間だけ時が止まりました。
僕の声が彼に、彼の声が僕に

ニュータイプへの覚醒か?

時を越え、観衆を越え、会場の後ろの方の席だった僕に彼は呼びかけたのです!

師(ジェダイ)曰く「全体主義に一体化してはだめよ!」とあります。
この教えが無ければ僕も彼らと同様に踊り狂い(麗舞!麗舞!麗舞!)、その貴重な機会を逃していたでしょう。ありがとうマスター!

来週はUAのライブです。
by U-the-zannen | 2006-08-28 17:45
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ポイズン過ぎるこんな世の中をただ反抗的精神のみで斬る、平成の切り裂きジャックの独り言

by U-the-zannen
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