猫も悪夢をみる
実家に変えると必ず、飼っている猫の写真を数枚撮る
ころころと太った黒猫のくまちはおしりを振りながらよたよたと歩き、その姿がとても愛らしい いつも尻尾が立っており、メス猫のくせしておしりの穴が丸みえだ その姿がかわいらしくて、半分辱めながらもパチパチとシャッターを切ってしまうのだった 恥ずかしいところも愛せる、これこそが愛情だと思う 猫の尻尾が曲がっているのは幼い頃に愛情をかけられなかった証拠らしい 本当かどうかは知らないが、子猫は親猫に嘗められて育たないと尻尾が曲がってしまうらしく、捨て猫であった彼女も、どうやら子猫の頃に嘗められて育たなかったことが予測されるのだ 時々、寝言でうなっているのを言っているのもきいたことがある 今でこそ、暖かい食事と(実際にはキャットフードだけど)あたたかい寝床と頭をなでてくれる優しい手があるが、しかし幼少の頃の記憶が、多分梅干ほどの脳みそしかない彼女の記憶にさえしみこんでしまっているだろう 昨今では、親が子を殺し、子が親を殺す、修羅の時代だ これらはひとえに愛情を知らずに育った子供たちが増えているからだといわれている。 愛情に知らずに育った親は、愛情をしらずに親になり、また、子に愛情を教えずに、愛情を知らない子が育つ まさしく負の連鎖、負の再生産となるのである 本当の豊かさ、心の時代などと叫ばれ始めてからすでに10年近い年月が経つが一体私たちの何が変わったのだろうか みなしたり顔で、アフリカの飢饉を救え、だとか環境の温暖化がどうのだとか、戦争がどうのだというが、そのくせ、道端で寝ている人にすら目を向けない 近所の子供が雪の日に外で一人で座っていてもどうもしない なんなら横断ほどの真ん中で老人が倒れていても信号が赤なら助けにいかないのではないか みなが不感症の時代、格好をつけることよりも恥をも愛せる心が必要だと思うのだ
by U-the-zannen
| 2006-06-22 15:42
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